上手に弾けることだけが大切ではない理由
ピアノを習うとき、
「上手に弾けるようになること」が
一番の目標だと思われることが多いと思います。
もちろん、それも大切なことです。
けれどレッスンの中で、
それだけではないと感じる場面がたくさんあります。
子どもたちは、ピアノを通して
たくさんの経験をします。
楽しい、嬉しいだけでなく、
悲しい、悔しいという気持ちも含めて。
そうした経験の中で、
自分の音を見つけ、
誰かの気持ちを想像する力や、
優しさが育っていくのだと感じています。
レッスンでは、
「こう弾きなさい」と教えるだけでなく、
自分で感じ、考え、音にしていく時間を大切にしています。
「うまく弾けたか」だけでなく、
「どう向き合ったか」。
その積み重ねが、
その子自身の音になっていくと考えています。